北の大地へのお出かけ(その2)

昨日の続きです。


この日は夕方にホテルにチェックインする前に外人墓地辺りを見て回る予定だったので、それまで邪魔になる荷物をJR函館駅のコインロッカーに預けました。


函館駅から外人墓地のある辺りまでは、まず市電で移動します。



1両、あるいは2両編成です


函館駅前停留所から市電に乗り、終点の函館どっく前停留所で降りました。


ところで、これまで市電にほとんど乗ったことのなかった大家夫婦は、当初、邪魔になる荷物を、市電の停留所のコインロッカーに預ければいいやと思っていたのですが、JR函館駅の旅行案内所で訊いたら、そういうものはありませんとのこと。


電車の形をしてはいても、市電はバスに近い乗り物で、停まる場所も「駅」ではなく「停留所」。


函館どっく前で降りて辺りを見回し、ここが「駅」ではなく正に「停留所」であることに、今更ながらに気付いた大家夫婦でした。


停留所から外人墓地までは、寺町通という函館湾と湾を挟んだ向こう側の山が見渡せる坂道を上っていきました。



わんぱくくん「さかみちたいへん~」


運動不足気味の大家夫婦は、寺町通をふうふう言いながら上りましたが、関東地方に比べて気温の低い函館の海からの風が時々吹いてきたので、暑さはそれほど感じませんでした。


海風が吹いているので気持ち良さそうな間借り人たち

函館湾には帆船が浮かんでいました


函館湾に浮かんでいたこの帆船は、横浜の航海訓練所の練習帆船「海王丸」で、ちょうどこの頃、実習で函館に入港していたようです。


さて、外人墓地へと向かう途中、函館で一番古い寺院の高龍寺を参拝して、


江戸時代初期創建です

境内に駐車していた車の陰で、ネコが気持ち良さそうにおねんねしていました


やっと外人墓地に到着しました。



来航したペリー艦隊の2人の水兵が亡くなった時に埋葬したのが始まりとのこと


海を見渡せるひっそりとしたこの場所は墓地として最適なのか、他にもいくつもの墓地がありました。


函館ハリストス正教会
在日ロシア人墓地

函館中華山荘
中国人墓地


函館キリスト協会共同墓地

ハリストス正教会墓地


遠い異国の地にやって来て亡くなった昔の人たちに思いをはせながらこの場所を後にして、次は高龍寺の近くにある称名寺に行きました。


市内では高龍寺に次いで古い寺院です

境内には新撰組隊士と土方歳三の供養碑があります


新撰組隊士と土方歳三の供養碑のそばには、ここを訪れた人たちが自らの思いを記入したであろうノートが置いてあり、興味を持った大家夫婦は中身をちょっと読んでみたかったのですが、ちょうど一人の若き女性が非常に熱心にノートを読んでいてそれがいつ終わるとも分からなかったので、彼女はきっと土方のファンなんだろうね、いや知り合いの名前がノートにあるか調べているのかもしれないよなどと勝手な憶測を働かせながら、先を急ぐ大家夫婦はこの場所を後にしたのでした。


それにしてもこの辺りは坂ばかりで、傾斜も非常に急なので、住む人は大変だろうなあと思いました。


海岸近くまでずっと坂道が続いています

道幅はどこも広いので、狭くて歩きにくかったり車が通れないということはなさそうです

消火栓が欧米にあるようなこういう形なのは、雪に埋もれないようにするためなのでしょうか


次は坂を下って海の方へと歩いて行き、国指定重要文化財の太刀川家の建物を利用したカフェ、TACHIKAWA CAFEに入りました。


建物は現在改修中でしたが

カフェは営業していました


大家(妻)の頼んだナッツのケーキと紅茶のセット

大家(夫)の頼んだチーズケーキとコーヒーのセット


うれしそうな間借り人たち

こっちのケーキも食べようと思っている間借り人たち


ケーキと飲み物で小腹を満たした後、さてホテルにチェックインしに行こうかと思った時、先ほど訪れた称名寺の近くにある旧ロシア領事館を見てくるのをすっかり忘れていたことに気付いたので、また坂道を上って見に行くことにしました。


一段と急な坂道を上ります

「幸坂」という坂道です


旧ロシア領事館

写真を撮る大家(妻)
この後バランスを崩しよろけます


旧ロシア領事館を後にして、函館どっく前から市電に乗り函館駅前で降り、コインロッカーに預けた荷物を取ってきて再び市電に乗り、今日泊まる宿のある湯の川温泉で降りました。


停留所からとぼとぼと10分ほど歩いて、ようやく海のそばに建つ宿にチェックインしました。


オーソドックスな和室タイプです

部屋からは津軽海峡方向が見渡せました

早速くつろぐ間借り人たち


海の向こうに見えるのはイカ釣り漁船の漁火でしょうか

テーブルの上のおいしそうなものを見つけたようです



ひーちゃん「おやつ~」
さるたん「おいしそう~」
わんぱくくん「たべる~」


夕食は和食会席膳でした。



蟹飯、牛ステーキ、蟹のはさみ揚げ、海鮮鍋、もずく、刺身等


食後は、宿にある温泉大浴場に入ってきました。



部屋でくつろぐ間借り人たち


また何かおいしそうなものを見つけたようです

宿に来る途中のスーパーで見つけた北海道と石垣島のコラボ商品、ポテトチップス贅沢ショコラ島唐辛子です

ちょっぴりピリッとくるチョコレートがポテトチップスにかかっていました


こうして函館での第1日は終わったのでした。


(次回へ続きます)


Comment

  • 2011/08/31 (Wed) 10:04
    がっぱあや - URL

    出遅れてしまいましたが・・・大家さんお帰りなさいませ~
    なんと北の大地へ行かれてたのですね、う~ん、ス・テ・キe-266
    そういえば・・・ちょうど20年前くらいにがっぱ地方から鈍行列車を乗り継ぎ
    関門海峡を船で渡った記憶がよみがえりました
    函館の街ってどこを切り取っても、お墓姿さえも絵になる感じですね
    そして旅の醍醐味はやっぱり美味しいものを楽しむことe-281
    そうそう、こちら(石垣島)にも『ロイズ石垣島』商品が並んでおりますが
    このような袋菓子まで出ているなんて!
    こんど街のお店に行ったら覗いてみなければ~

    函館物語・続編・・・遠い南の島より、楽しみにしておりますe-343

  • 2011/08/31 (Wed) 18:46
    カッパーマン - URL

    坂道を登ると、私もすぐに息があがってしまいます。
    道幅は、ほんとに広いですね!
    素晴らしいお天気に景色が映えて素敵です。
    宿についたみんな、思う存分、リラックスしてますね。
    ひーちゃんは表情がわかりにくいですが、
    腕枕をしてたり、バンザイして足を高くしてたり、
    なかなか行動が面白いです。
    ポテトチップス、こんなのがスーパーで売ってるなんて!
    みんなの喜びようがすごいですね。

  • 2011/08/31 (Wed) 19:52
    バンちゃん - URL

    漁火(いか釣り船)って風情がありますね
    青森に行った時、陸奥湾の漁火を楽しみにしていたのですが、豪雨でまったく見えず!悔しい思いをした事があります
    なにより、透き通った新鮮なイカを食べたくなってしまいました

  • 2011/09/01 (Thu) 22:36
    hashsh - URL

    v-477がっぱあやさん
    都会の夏の暑さから逃れるために北へ向かいましたが、我が家が函館にいた頃は都会は気温が下がって肌寒いくらいだったようです・・・
    九州新幹線も開通したので、我が家もいつか関門海峡を列車で渡ってみたいものです。
    ロイズのチョコレートがけのポテトチップスのことは知っていましたが、「石垣島」の文字を見つけて思わず買ってしまいました。

    v-477カッパーマンさん
    涼しい顔をして歩いている地元の人に比べ、ふうふう言いながら函館の坂を上っているのは、大家夫婦のような運動部側気味の観光客くらいなものかもしれません。
    ひーちゃんの表情は写真だと分かりにくいですが、たれ目のにっこりしたお目々をしています。
    間借り人たちは、チョコのかかったポテトチップスを初めて見たのでびっくりしたようでした。

    v-477バンちゃんさん
    宿に着いて窓の外を見た時、最初はあの遠くに見えている光は何なのだろうと思いました。
    しかし、ここが函館であることを思い出し、漁火だと気付きました。
    初めて漁火というものを見たのですが、かなり遠くにあるのに結構明るい光なのでびっくりしました。

  • 2011/09/06 (Tue) 11:42
    みみのスケ - URL
    やっぱり景色がすがすがしいですよね♪

    土方のノートをじっくりみる若き女性・・・興味を持ってしまいました☆
    外人墓地も絵になりますね。やっぱりアップダウンがあったのですか・・・お疲れ様でした。
    みみも市電にこの間初めて、東京で乗ったのですけど、コインロッカーが確かになかったような・・・。
    普通の駅と思っちゃいますもんね、確かに。

  • 2011/09/06 (Tue) 23:27
    hashsh - URL

    v-477みみのスケさん
    ノートを読んでいた女性は土方のファンに違いないと大家夫婦はみております。
    我が家は東京の市電にも乗ったことがなかったので、市電の停留所がどんなものなのかまるで分かっていませんでした。
    あれは電車ではなく間違いなくバスです。

Leave a Reply


管理者にだけ表示を許可する