近くの色んな所へのおでかけ(その5)

前回の続きです。


朝食は、宿のロビーで提供されるセルフサービスのパンや飲み物を、部屋に持ってきて食しました。


セルフサービスのパンの内、クロワッサンだけは宿の管理人さんの自家製で出来立てです

部屋の窓から外を見る間借り人たち



今回泊まったファミリーロッジ旅籠屋


その後、宿をチェックアウトしてこの日の目的地へ向かいます。



この日の目的地のヤマキ醸造


ヤマキ醸造は、100%無農薬有機栽培農法の材料を使って味噌や醤油を作っているメーカーです。



庭にあったカエルのお顔の形をした石のぴょん太くん


ここで、醤油絞りと豆腐作り体験が出来るというので、あらかじめ予約をしてから訪れました。


受付を済ませてしばらく待っていると、担当の職人さんがやって来て、お店の2階に案内されました。


ちなみに、体験や醸造所の写真撮影は禁止されていました。


この日のこの回に体験を受けたのは大家夫婦のみだったので、職人さんから色々な説明を細かく受けることが出来ました。


現在、日本で消費される食用大豆の8割は輸入で、それもほとんどが食用油の原料だそうです。


残りの2割が国産で、その内のほとんどは豆腐や納豆が占め、醤油や味噌用は1パーセントにも満たないそうです。


また、市販されている醤油のほとんどは、あらかじめ脱脂加工された大豆が原料として使われ、これは低コストで絞った後のカスも少なくて済むのですが、丸大豆を使ったものに比べると風味などに欠けるようです。


ちなみに、脱脂加工大豆は丸大豆の十分の一程度の価格だそうです。


丸大豆を使ったものは、絞った際に出た油を取り除かなければならないのでコストがかさみ、絞った後のカスも脱脂加工されたものに比べると何倍の量にもなってしまうそうです。


そのカスは、一般的には産業廃棄物となってしまいますが、ヤマキでは家畜用の餌として契約農家におろしているそうです。


さて、醤油絞り体験では、大豆と麦に麹菌を加えて発酵・熟成させたものを、何枚もの木綿の布の間に挟み、最後にテコのような器具で圧力をかけると、醤油が染み出てきました。


ちなみに、脱脂加工大豆では絞りの際に一気に絞ることが出来ますが、丸大豆では染み出た油で木綿の布が目詰まりしてしまうため、時間をかけて絞らなければならないようです。


絞り出たこの状態の醤油を生醤油といい、中にはまだ生きている酵母がたくさん含まれています。


このままだとどんどん発酵が進んでしまうので、市販されている生醤油は、熱を加えて酵母の働きを止めているそうです。


今回絞った醤油はそのまま瓶詰してくれたため、酵母が生きている状態のままです。


絞った後のカスも袋詰めしてくれました。こちらにも酵母が生きているので、これを肉などに調理する前に塗っておくと柔らかくなるとのことでした。


醤油絞りが終わると、次は豆腐作りです。


紙コップに入れた豆乳を湯煎して、スプーンでかき混ぜながらにがりを一気に投入し、その後すぐにかき混ぜるのを止めると、しばらくして固まって豆腐になります。


初めに職人さんが実演し、その後大家夫婦それぞれが行いました。


同じ材料で同じようにかき混ぜて同じようににがりを投入しているだけですが、出来上がった豆腐をそれぞれ食べ比べてみると、味音痴の大家夫婦でも分かるくらいに味が違っていました。


豆乳のかき混ぜ方だけでも味が違ってくるので、これを毎日同じような味にするのは、職人さんの腕にかかっているようです。


ちなみに、大家夫婦は以前、市販の豆乳とにがりを使って電子レンジで温めて豆腐を作ろうとしたことがあるのですが、あまりうまく固まりませんでした。


市販の豆乳は食しやすいようにタンパク質が小さく分解されているので、豆腐作りにはあまり適さないようです。


また、温めるのは電子レンジよりも湯せんの方がいいとのことでした。


醤油絞りと豆腐作り体験の後は、日本料理の祖と言われる四条司家について、職人さんが少し説明してくださいました。


平安時代に始まる四条司家は、日本料理の基礎を築いた家柄で、かつて天皇家や臣下の料理を司っていました。


毎年1月には「庖丁初め俎板開き」といって、長い箸と短刀のような包丁で魚に直接手を触れずにさばく儀式を、明治神宮で行っています。


四条司家から相談を受けたヤマキでは、特別に栽培された原料を使った味噌や醤油を、四条司家に納めているそうです。


その他にも、日本料理の啓蒙活動を行っている四条司家が、飽食の現代に対して思うところのお話など、なかなか興味深いお話が聞けました。


その後、工場の中を見学して回り売店に行って買い物をし、醤油絞りと豆腐絞り体験でもらった無料チケットで、デザートをもらって食べました。



ちびひら「そふとくりーむおいしそう~」


ちなみにこれは味噌ソフトです。


ほんのり味噌の味が口の中に広がりましたが、まったく違和感はありませんでした。


その後は道の駅をいくつか回って、最後にハイウェイオアシスららん藤岡に寄りました。



一般道からでも高速からでもアクセスできるららん藤岡


ここで、夕食に上州牛と上州豚を使ったメニューを食べました。


ギャル曽根さんが絶賛していたというビーフシチュー定食

ロースかつ定食


その後は、そのまま高速道路に乗って帰途に着きました。


こうして今回のお出かけは終わりました。


Comment

  • 2013/10/11 (Fri) 22:12
    まりもっち - URL
    No title

    みんなが並んでお外見てる様がとてもキュ~トですe-266
    ちびひらくんとかぱきちくんは同じ背丈?ですねe-330
    ちびとぷちって同じなの?かぱきちくんはぷちたまごだよね?かっぱんもそうだと思う。
    家の近くに全く同じファミリーロッジ旅籠屋の看板が掲げられてるところがあるのですが?気になるものの、なんだろう?と思っておりました。
    お醤油も豆腐も奥が深いですよね。以前六日町に居た時に、近くに豆腐屋さんがあってやはりスーパーで買うより美味しかった記憶があります。
    ソフトクリームおいちそうです♪

  • 2013/10/12 (Sat) 09:58
    カッパーマン - URL
    No title

    部屋の窓に並んでいるみんなの後ろ姿が可愛いです!
    「ヤマキ」、歌舞伎俳優さんが宣伝してる、あれですね。
    いつも、なんとなく使っている醤油や豆腐、
    奥深い世界があることが伝わってきました。
    魚に手を触れずにさばく儀式、そういえばテレビで見たことがあります。
    最後のビーフシチュー、これは凄いです!
    家で作ると、こんなに具材を大きく出来ないです。

  • 2013/10/14 (Mon) 21:35
    がっぱあや - URL
    No title

    あいや、こちらでは『生きている醤油』が味わえるのですね!
    酵母入りのお醤油ってどのようなお味がするのでしょう
    う~ん、これぞ贅沢の極みといったところでしょうか~
    そしてお豆腐作り体験も・・・と盛り沢山の一日
    やはり作り立てに勝るものナシ、一番の御馳走ですよね
    さらに気になるのは味噌ソフト!!
    味噌の塩分が良い塩梅となって、甘じょっぱい感じでしょうか
    う~ん、私も味見しとうございます
    やはり旅の醍醐味とは、美味しいものを頂くこと
    今回の旅で、ぴろーの皆はちょぴり厚みが増していたりして!?

  • 2013/10/15 (Tue) 17:48
    hashsh - URL
    No title

    v-476まりもっちさん
    ちびひらくんとかぱきちくんは、ちょうど同じくらいの大きさですが、幅が広い分、ちびひらくんの方が少し大きいようにも見えます。
    旅籠屋は素泊まりメインのミニホテルチェーンで、朝は簡単な軽食が付くところが多いようです。ひと部屋いくらの料金なので、大人数で泊まるほど割安になるようです。
    豆腐屋さんの豆腐は、新鮮なのでやはりスーパーよりもおいしそうですね。

    v-476カッパーマンさん
    今回行ったヤマキは埼玉県にある小規模のお店で、愛知県に本社がある大手のヤマキとは違うお店のようです。
    醸造メーカーにはヤマなんとかという名前の会社が多いので、似通ってしまったのでしょうか。
    ちなみに創業は今回のヤマキの方が古いようです。
    ビーフシチューは、肉がとっても柔らかくてなかなかのおいしさだったようです。

    v-476がっぱあやさん
    酵母入りの醤油は、うまみが色々凝縮されているような味がしました。
    調理に使うのもいいですが、これはそのまま刺身などに付けて味わう方がいい感じです。
    味噌ソフトは、それほど塩味は感じられませんでしたが、味噌の風味がいい感じを醸し出していました。

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