七年に一度の場所へのお出かけ(その4)

昨日の続きです。


駐車場からえっちらおっちら歩いて着いた所では、御柱祭の里曳きが行われていました。


山出しされた御柱を、人力のみで諏訪大社まで街中を曳航していく行事です。


前日に寄った諏訪大社下社秋宮では里曳きはまだ先でしたが、我が家が行ったこの日には、上社の里曳きが行われていました。


4月上旬に山出しされた御柱には、両端にそれぞれメドデコという丸太がV字形に取り付けられ、それに若い衆がたくさんまたがっています。



メドデコにまたがる若い衆たち


我が家が着いてすぐに昼休みに入ってしまったので、里曳きされている道を歩いてみることにしました。


長~い綱があります

その長さに驚く
間借り人たち

綱の先には
御柱がありました


昼休みが終わると、再び里曳きが始まりました。



かぱきち「ぼくもひっぱりっこするぅ~」
らいくん「ぼくも~」


里曳きでは、木遣り歌や掛け声に合わせてメドデコの先に付けられた綱を引いて御柱を左右に大きく振り、バランスを取りながら曳航していきます。


この状態から

こんなになるまで
振ります

こうやって
左右から引いています


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台車もコロも何も使わずに曳航するので、御柱と道路の摩擦低減のために、先遣隊が柄杓で水を撒いていました。


また、どうしても御柱が削れて木屑が出るので、御柱の後ろからはそれを掃除する人たちが着いてきていました。


一本の御柱を曳航するのに様々な役割分担があり、非常にたくさんの人手がかかっています。


上社は本宮と前宮でそれぞれ4本、計8本の御柱が里曳きされるため、辺りは大変な混雑でした。


一昨年の夏に来た時の
下社前宮の鳥居付近

今回の
下社前宮の鳥居付近


御柱は諏訪大社の前で、それまで曳航されてきた方向とは直角に方向転換され、鳥居の下をくぐっていくのですが、それがまた大変な作業のようでした。


御柱に人が乗ったまま車もコロも使わず、倒れないようにバランスを取りながら力ずくで方向転換します。



あやうく倒れそうになった時がありました


メドデコの幅よりも狭い鳥居の下をうまい具合に通した後、境内の急な坂道を、これまた人を乗せたまま力ずくで御柱を引っ張り上げていました。


見ているこちらも思わず力が入ってしまいました。


さて、里曳きは予定よりも大幅に遅れ、すべて終わるのは夜遅くなりそうだったので、クライマックスを一応見た我が家は帰途に着くことにしました。


駐車場へと再びとぼとぼ歩いて戻る途中の土産物屋の駐車場に、御柱の小さなお飾りがありました。


本物の半分くらいの
大きさでしょうか

それにまたがってみる
間借り人たち


このような御柱のお飾りは、街中の色んな施設で見かけることが出来ました。


高速道路に乗る前に、そば蔵というお店で夕食を食べました。


そばを揚げた
おつまみみたいなのが
テーブルにありました

蕎麦五平


カツ丼セット

カレー蕎麦セット


帰りはまた途中のサービスエリアで少し寝てから帰ったので、渋滞に巻き込まれることはありませんでした。



車中で旅の思い出にひたる間借り人たち


Comment

  • 2010/05/11 (Tue) 21:04
    がっぱあや - URL

    ははぁ・・・それぞれのお社で曳航されているのですね
    それはそれは大掛かりになるはずですねぇ
    でも、7年に一度の大祭をこのような間近で見ることが出来るなんて
    本当に血肉沸き躍るとはこのことですね
    しかし、地元の人のお祭りにかける情熱って凄いですね
    このような思いがあるからこそ何百年も続き、これからまた
    続いて行くことが出来るのでしょう・・・
    ぴろーちゃんたちもその語りべの一員ですね!

    それにしても・・・でふにんたんの前髪が気になります~

  • 2010/05/11 (Tue) 21:11
    バンちゃん - URL

    木落しや御柱を建てるシーンはよくテレビで紹介されますが、里曳きもいろいろと大変なんですね。
    そして、最後は信州の旅に相応しく、お蕎麦!で、しっかりとお腹も満足のお出かけになりましたね

  • 2010/05/12 (Wed) 10:55
    hashsh - URL

    v-278がっぱあやさん
    御柱の選定から切り出し、山出し、川越え、里曳き、建て御柱など非常に手間暇がかかるお祭なので、七年に一度くらいがちょうどいいのかもしれません。
    それだけに、地元の盛り上がりも相当なようです。
    次回は山出しから見られたらいいなと思いましたが、忘れっぽい大家夫婦なので、どうなるかは不明です。
    でふにいたんの前髪のように見えるは、大家(妻)の使わなくなった服の襟のお飾り部分です。
    空気の流れでふわふわ揺れるのが、本人は気に入っているようです。

    v-278バンちゃんさん
    建て御柱では死者が出てしまったのが残念でしたね。
    一見地味に見える里曳きも、曳航している間はずっと気が抜けないので大変そうでした。
    前の組と後ろの組の梃子隊が小競り合いする(形式化されたもの)場面もあったのですが、一度本当のケンカが始まりかけてしまい、大家夫婦はそれに巻き込まれそうになったので危なかったです。
    地元の人もそれだけ熱が入っているということなのでしょう。
    帰る前に、何とか名物の信州蕎麦を食すことができたので良かったです。

  • 2010/05/12 (Wed) 22:20
    カッパーマン - URL

    V字になった柱に、人が鈴なりに乗ってるだけでもオドロキでしたが、
    なんと!こんなふうに引きずったり、傾けたりしていたとは・・・。
    この迫力と真剣さ、死傷者が出ても中止する訳にはいかなかったのでしょうね。
    帰りの車内で、仲良く袋に入ってるかぱきちくんとらいくん、
    きっとぐっすり眠れたことでしょう。
    でふにいたんは、おっきな体で上にいますが、
    みんなが転がらないように、重しの役でしょうか??

  • 2010/05/13 (Thu) 10:14
    hashsh - URL

    v-278カッパーマンさん
    メドデコだけでなく御柱本体の上にもたくさん人がまたがっていたので、全体では相当な重さになりそうです。
    これを引きずるだけでなく坂の上まで引っ張り上げなければならないので、真剣にならざるを得ないのでしょう。
    御柱祭では毎回のように怪我人が出ているようですが、あの激しさからすれば、それもある意味当然なのかもしれません。
    でふにいたんは、運搬用の袋から出したら偶然この位置になってしまったのですが、おねんねしている他の子たちが転がらないように頑張っているのかもしれません。

  • 2010/05/13 (Thu) 17:32
    夫婦ともかっぱ - URL

    テレビで見ているだけだとわからないことがいっぱいです。
    なるほどこうしてみると、ほんとうに手間とエネルギーを消費する
    一大イベントだということがわかりますね~。
    このお祭りに人生のすべてをかけている人がたっくさんいそうです。
    信州そばで〆られて、かぱきちくんたは今回も大満足だったことでしょう!!
    ふふふ、つかれて寝てしまった二人と
    まだまだエネルギーがあまっていそうな子たちの対比が面白いです。
    でふにいたんの髪の毛、いかしてます。

  • 2010/05/13 (Thu) 20:26
    hashsh - URL

    v-278夫婦ともかっぱさん
    木落としに比べると里曳きは観光客が少なかったです。
    大家夫婦の近くにいた毎回里曳きを見に来ている観光客が、派手な木落としにみんなの注目が集まるけれど、先導したり掃除したりの裏方が頑張っている里曳きをもっと見てもらいたい、と言っていました。
    袋に入っていたたまごの子たちは、お祭り見物でエネルギーを使い果たしてしまったようです。
    でふにいたんは、風で頭のお飾りがふわふわ揺れる度に面白がっています。

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