ずっと長く使えるもの


かぱきち「きゃはきゃは」


久しぶりにかぱきちくんがコタツの上にやって来ますと、そこには何やら見慣れぬものがありました。



かぱきち「これなあに?」


それは、京都・奈良旅行の際、大家夫婦が建長寺の京漆器の加飾体験で絵付けをした、漆塗りの小物入れでした。



大家夫婦の拙い絵が描かれています


加飾体験は、職人さんがあらかじめ器に漆を塗って十分乾燥させておいたものに、全部で5色用意された特殊な絵の具で絵付けをします。


絵付けに使用する小筆の筆先は野生のクマネズミの脇の毛で作られていて、これ以外の毛は使えないのだそうです。


クマネズミの脇の毛は特殊な構造になっているのと、建物に住んでいるクマネズミだと脇が擦れて磨り減っているので、野生のものでないといけないとのこと。


その野生のクマネズミを捕る人もどんどん少なくなり、現在は日本に一人しかいないそうです。


ちなみに絵柄は、用意されてあったイラスト集の中から選んだものです。


大家(妻)の作品(梅) フタを開けたところ


大家(夫)の作品(竹) フタを開けたところ



5色の中には金と銀の絵の具があり、絵付けにはこの2色を中心として使うと華やかになって良いとのことでした。



みぶたん「ここ、すみごこちいいね~」
みうたん「そうね~うふふふ」
かぱきち「ぼくもはこはいる~きゃはは」


絵の具は一回塗っても色が乗らないので、一度乾燥させて上から重ね塗りして色を出します。


また、絵の具の乾燥が結構早いので、ぐずぐずしているとすぐに固まって使えなくなってしまうため、簡単そうに思えて綺麗な絵付けをするのはなかなか大変な作業でした。


乾燥した漆には防水性があるため、丁寧に取り扱えばこの小物入れも半永久的に使えるとのことです。

Comment

  • 2010/09/09 (Thu) 20:05
    がっぱあや - URL

    かぱきちく~ん、久しぶりにその元気な姿を
    見ることが出来て、私は嬉しいですe-343
    うふふ・・・静かにお留守番していた分を取り戻そうと(誰から!?)
    これからやんちゃぶりが大爆発したりして~
    そして素敵な蒔絵(とは違うのでしょうか)e-420
    梅の花びらの色の微妙なグラデーションと、竹のこれまた
    色の移り変わりがとっても素晴らしいと思います
    しかも半永久的につかえるとは・・・とても素敵な思い出の品となりますね
    ぴろーちゃんたちも、この漆のようにいつまでも
    その美しさ、否、元気さを保ってもらいたいものです・・・

  • 2010/09/09 (Thu) 21:57
    カッパーマン - URL

    これぞ、まさに本物i-189
    おおやさんたちご自身で、加飾体験をされた思い出と共に、
    末永く、大切に使える小箱ですね。
    つやつやの塗り物には、まるで鏡のように、かぱきちくんが映ってる!
    野性のクマネズミの、脇の毛が筆に適していることに気づいた、
    いにしえの職人さん、なんというか…凄いです。

  • 2010/09/10 (Fri) 10:21
    hashsh - URL

    v-383がっぱあやさん
    三日会わないと人の顔を忘れてしまうかぱきちくんなのですが、大家夫婦の顔を何とか思い出してくれました。
    お手本用に絵付けされた器を見せてもらいましたが、色のグラデーションは少々大げさなくらいやった方が綺麗に見えるようです。
    間借り人たちの元気さは漆のように半永久的かもしれません。

    v-383カッパーマンさん
    鏡のように器に映った自分の姿を見て、かぱきちくんはきゃはきゃは喜んでいました。
    それにしても、クマネズミの脇の毛が適していると気が付くまでどのくらいの試行錯誤があったのか、全く見当もつきませんね。
    なんでもクマネズミの脇の毛は、毛先だけキューティクルに覆われていない構造のようで、このような毛を持つのはクマネズミだけなのだそうです。

  • 2010/09/10 (Fri) 11:23
    まりもっち - URL
    かぱきちくん元気だった?

    あや~3日会わないと忘れちゃうって人間だけだよね?かっぱんは忘れてないよね?元気だよ!
    クマネズミさんって確かでっかいネズミさんだったよね?私はドブネズミしか実際に見たことが無いんだ。
    あはは、みぶたん達、そこに入ってると何か高級感が漂ってきます。

  • 2010/09/10 (Fri) 14:40
    hashsh - URL

    v-383まりもっちさん
    かぱきちくんが忘れてしまうのは、どうやら人間だけのようです。
    大家(夫)は昔駅の階段を下りていたら、目の前をネズミが横切ったことがあります。
    漆器の中でおつに取り澄ましていた間借り人たちも、外に出たらのほほんとしたいつもの感じに戻ってしまっていました。

    きゃはきゃは、かっぱんくんげんき?
    ぼく、おおやさんたちのこと、わすれてたみたい。
    おいちいもののことは、わすれないけどきゃはは。
    ~かぱきち

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